9月8日(土)国際交流員のアンティーさんによる「ベトナム中秋節イベント」を西条市総合福祉センターで開催しました。
「中秋節」とは陰暦8月15日に名月を賞する中国の習慣であり、月餅や瓜、果物を庭に並べて月に供え枝豆や鶏頭花をささげたりして楽しむとブリタニカ国際大百科事典には掲載されています。ベトナムも似たような習慣があります。
日本でも秋が近づくとお月見の季節ですが、日本人のほとんどが月には「うさぎが餅つき」しているように見えますが、ベトナムの方に何が見えるかを聞くと「ガジュマルの木とクオイおじさん」という答えが返ってきます。(西条市国際交流NEWS NO.16)で物語をご覧いただけます。
https://www.saijo-iea.jp/wp/wp-content/uploads/2016/03/news16.pdf
イベントの前半ではなぜガジュマルの木とクオイおじいさんに見えるのかということをアニメで説明してくれ、また、月餅を食べながら後半はベトナムのランタンを参加者と一緒に作りました。
ベトナムの中部の世界遺産の町「ホイアン」では毎月満月の夜にランタン祭りが行われます。満月になる旧暦の14日、ホイアンの家々は電機が消え提灯の明かりだけが町を照らすそうです。
参加者が一生懸命作るランタンはとても素敵で、最年少の1年生もとても一生懸命作っていました。
今回はベトナムの中秋節を感じてもらうため月餅を用意しました。しかし、ベトナムから取り寄せはできませんので、日本の「うさぎの島」で有名な「広島県大久野島」から「ムーンケーキ」を取り寄せました。とても美味で作業の合間に月餅を堪能していました。
9月29日は国際理解講座「1杯のコーヒーから考える食のこと日本のこと世界のこと」を10時から11時30分まで西条市総合福祉センターで開催します。
また、同日大町公民館では13時から15時まで「スクエアダンス講座」を開催する予定です。是非皆さまのお越しをお待ちしております。
ベトナム中秋節イベント