6月30日(土曜日)西条市総合福祉センターにて外国人防災講座を開催しました。
講師に西条市防災士連絡協議会女性部の木藤氏をお招きし、身近にあるもので、様々なものが代用できることを学びました。
まずは、お菓子の「じゃがりこ」でポテトサラダを作りました。お湯の量でポタージュにもなるそうですが、ポテトサラダを試食された受講者の皆さんもその味を堪能されていました。
家にあるものを「食べては買う」ということはローリングストックにつながります。ついつい賞味期限が気付けば過ぎているということもよくありますが、お菓子のローリングストックをすることで、災害時に供えられます。
非常時には、まず、冷蔵庫の中のものから使い、次に冷凍庫は8時間後が、ちょうど、解凍され食べられる状態になっています。最後に非常食という順番で食べていけばしのげます。
次に家にあるタンスや食器棚の転倒防止の策として、ダンボールに新聞をつめ重りにしタンスの上に置くことで転倒防止につながります。
続きまして、トイレです。
お店では簡易トイレも販売していますが、身近にあるもので、トイレを作れることを学びました。
最後に、怪我した方の、搬送の方法として毛布のみある場合、棒2本と毛布、棒しかない場合の担架に変わる方法を学びました。
参加された外国人も日本人も身近にあるものでこんなにも防災につながることに感心されていました。
近くの企業に勤めている外国人は是非、会社の同僚の外国人にも伝えたいと言ってくれたので、この輪を少しずつ広げ、次につながるように準備してまいりたいと思います。
外国人防災講座開催