8月19日に西条市・フエ市友好都市国際理解講座を開催いたしました。
たくさんの受講者に参加していただき、ありがとうございました。フエ市は王朝の都市と新都市がフォン川を挟んで歴史と近代が融合する素晴らしい街であり、また西条市とフエ市では共通点が多い事も学びました。西条市では石鎚山が有名ですがフエ市では白馬山、加茂川とフォン川など、地形だけでなく、災害『洪水』が起こる状況も似ています。
災害が多発するフエ市では、京都大学とフエ農林大学が災害に関し2003年から共同研究を始め、京都大学と関係のある西条市に視察にこられました。このことがきっかけに交流が始まり、大保木地区の住民が2008年にフエ市を訪問し、その後も2011年から2013年にJICA草の根技術協力事業として西条市の防災教育の取り組みをフエ市に伝えるプロジェクトが始まりました。
国安小学校防災キャンプの視察したり、またフエ市に訪問して、西条市で行っている防災教育をフエ市で行うなど相互交流活動を行いました。
2012年から5年間、国際交流員として、レーさんが西条市でベトナムのこと、フエ市のことを西条市民に伝えてくれました。
また、2015年にはハノイ市にビジネスサポートデスクを設置するなど、交流がはじまり13年を経て2018年4月には西条市・フエ市の友好都市が締結されました。
今回の講座でフエ市のことが深く理解でき、行きたくなった方が増えたのではないでしょうか。本日の講座は、前半が国際交流員アンティーによるフエ市について、また後半は企画情報部長による友好都市締結までの経緯のプレゼンテーションでした。次回もフエ市理解講座開催しますので、楽しみにしてください。
西条市・フエ市友好都市国際理解講座